園芸初心者の方は大切にそだてようとするあまり、ついつい過保護にしてしまいがちですよね。
ですが、ここのところが落とし穴なのです。気をつけてください。
水や肥料の過剰は、不足よりもおおきなダメージを発生させます。
なぜでしょうか。
不足している場合は、あたえる量をふやすだけで状況を改善させられますが、過剰な場合は、あたえる量をいくらへらしても過剰にあたえた分がとりのぞかれないかぎり状況を改善することができません。植物は継続的にダメージを受けつづけ、どんどんよわっていってしまうのです。
通常、栽培において、一度あたえたものは取り消しがききません。このことを念頭において、水やり肥料やりは慎重にやったほうがいいでしょう。
不足気味のほうがよくそだつというのも事実も存分にあるくらいですから、不足の兆候があらわれてからあたえたとしてもおそくないとおもいます。
2010年9月13日月曜日
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