2010年9月13日月曜日

水や肥料をあたえすぎると

さて、丹精こめて栽培している植物に元気よくそだってもらうためには、成育に必要な要素をしっかりとあたえてやらなければならないのですが、かといってあたえすぎもよくありません。あたえすぎは結果的に不足をまねき、植物がダメージをくらいます。
どういうことかといいますと、ある特定の要素をあたえすぎると、その要素の処理をするのに必要なべつの要素が必然的に不足します。また、過剰にあたえた要素が土壌のコンディションを変化させ、結果的にべつの要素の吸収を阻害してしまうこともあるのです。
つまり全体のバランスがとれていないとだめなのです。
バランスの取り方は、植物が吸収できる限界値のいちばんすくない要素に全体をあわせるのがいちばん簡単な方法でしょう。
それがいったいどの要素になるのかは、各々がそだっている環境によってちがってきますし、成長度合いによっても徐々にかわってくるものです。判別の方法は植物の顔色をみて、ということになりますが、解説はまたべつの機会にかくことにしましょう。

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